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『精神道入門』小栗左多里 幻冬舎 2004/06 [読書 漫画・エッセイ]

   評価 ★★★★

<感 想>
鋭い批評眼と、すっとぼけたキャラを併せ持つ著者の修行体験ルポ。
失敗談なども織り交ぜて語っているので、サクサク読めます。
瞑想の途中で、隣の人のアヒル靴下が気になっちゃうとこなんか爆笑!

瞑想、写経、座禅、滝、断食、お遍路、内観。

ワタシが興味を持ったのは断食とお遍路です。
(断食は違う目的かも^^;)
お遍路さんは年を取ったらきっとやるだろうな、うん。
四国のうどんが食べたいし。
逆に、これだけは勘弁!と思ったのは内観。
これはすごくつらそうだ。
ちょっとカルトが好みそうな手段って気もするし。

…と、修行に興味はあるけど、宗教に勧誘されるのは嫌だし
時間も無いしという方にはうってつけの一冊です。
施設の詳細や、係の人の対応も詳しく描かれてて参考になります。


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コメント 2

ナオ

ほおー。修行体験ルポ!こういうのって興味あるけれど実はあまり手に取ったことがないのです。こちら、面白そうですね^^
「寂聴」さんのおかげで身近に感じるあちらの世界。実は、朱印帳持ってます。(とはいってもまだ4つぐらいしか集まってませんが…)年を取ったらの趣味にしようと今から思っていて(笑)
お遍路さん、私も多分、何十年か先にたぶんやるだろうな、と思っていたのでかめきちさんとの共通点があって驚きました!
by ナオ (2006-06-26 20:36) 

かめきち

ナオさま、こんにちは~。ありがとうございます!
やや、ワタシは「寂聴さん」を読んだことがないのですよ。
お遍路さんも、“山道が登れなくなったら行こうっと”くらいの軽い気持ち
なんです。あぁ罰当たりでゴメンナサイ。

しかし「気持ちの揺れ幅が大きすぎる自分」に常々悩んでいる私。
自分も疲れるし、人にも迷惑をかける。
もういい年だし、もう少し「物に動じないで」生きていきたい。
そんな気持ちがこの本を手に取らせたのかもしれません。
(もちろん小栗左多里さんのファンでもあるのですが)

でも「気持ちの揺れ幅が小さい=解脱」が果たして本当に幸福なのか?と
この本を読んで初めて疑問に思いました。
その辺の意味を含めて、オススメかもしれません^^
by かめきち (2006-06-27 18:05) 

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