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暑中お見舞い申し上げます。 [観たり聴いたり思ったり]


                            DMC-FZ5にて撮影 三脚使用

 

私は某花火大会の仕事に携わっているのですが、
(花火師さんではありません)
観客のマナーが目に見えて年々悪くなってますね。
何度注意をされても、一方通行エリアを逆走する奴、
そこに座るなというのに座り込む集団、
橋の上から物を投げる輩(下に人がいるんだよっっ)、
あなた達の軽率な行動が万一大事故を引き起こしでもしたら、
大会が中止になる可能性もあります。
そこんとこ、ちったぁ考えてくださいね!

100万人近い動員数にも関わらず、毎年無事故なのは、
ひとえに警察・消防・その他関係者の努力の賜でしょう。
本当に皆様お疲れ様でございます。

ちょっと良い話。
大会終了後、後片付けをしている我々に
「ありがとう!来年もまた来てね~」といつまでもいつまでも
手を振ってくれる子供たちがいるんですよ。それも毎年。
花火師さん達も手を振り返します。川の上はもう真っ暗なのですが、
子供達にはきっと花火師さん達の姿が見えているんだろうなぁと思います。
なかなか胸が熱くなる情景です。


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「ナポレオンとヴェルサイユ展」 於 江戸東京博物館 [観たり聴いたり思ったり]

  

絵はがき買いました~。入場券は本の栞にしてたら落としちゃった(涙) 

<感 想>

戴冠式関連の展示にもっともスペースが割かれてました。
ダヴィットの『ナポレオンの戴冠式』を始め、正装した皇帝・皇妃の肖像、
宝飾品一式など、式の豪華さをうかがい知ることができます。

しかし「パリまで教皇ピウス7世を招いて」とさらっと説明してあったのが
気になりました。それが当時いかに異例のこと(ローマまで出向いて冠をいただくのが普通)か
補足がないのはおかしいと思う。つか、“招いた”んじゃなくて“呼びつけた”のでは?
「戴冠させるのを嫌がった教皇の膝から、ナポレオン自ら冠を鷲掴みにして自分の頭に載せた」
というエピソードの紹介もありませんでした。
ショーメの協賛ということもあり、戴冠式を貶めてしまうことを恐れたんでしょうか?
でも“共和国の皇帝”というこの矛盾した意味を、もう少し掘り下げてほしかったです。

限られた展示スペースの中で、ナポレオンの生涯が駆け足になってしまうのは
仕方がないかもしれないけど、それにしても彼の「栄光」ばかり紹介されてました。
もっとナポレオンの功罪に光を当てても良かったのでは、と思います。
それが無理ならせめて個人年表をどこかに展示して欲しかった。
警備員はたくさんいたのに、学芸員が一人も見当たらなかったのも納得の展覧会でした。

『サン=ベルナール山からアルプスを越えるボナパルト』を観られたのはとても嬉しい。
ボナパルト時代はわりと丁寧にその軌跡を展示してありました。


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